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山形の塗装職人が解説|押さえておきたいサイディング外壁のポイント５つ

2019年09月03日
「サイディング外壁の塗装費用っていくらくらいなのだろう？」
「どこの業者に依頼しようか？」
このようなお悩みをお持ちではありませんか？
外壁塗装について日常的に考えることはまずないので、サイディング外壁の知識がない方がほとんどだと思います。
 
これから依頼する塗装業者を探すにしても、ある程度基本的な知識を持っていないと、そこを悪徳業者に付け込まれてトラブルに巻き込まれる危険性があります。
優良業者を見分けるためにも、ある程度サイディング外壁の情報は必要になってきます。
そこで今回は、サイディング外壁の塗装について押さえておきたいポイントを5つご紹介します。
 

□押さえておきたいサイディング壁紙ポイント5つ　

 

＊ポイントその1：費用

やはりみなさんが一番気になるのは費用の面だと思います。
サイディング外壁を塗装するための費用がわかれば予算も計画しやすいですよね。
 
一般的に65平米(約20坪)の塗装費用は40～80万円(塗装＋シーリング)と言われています。
金額に結構幅がありますよね。
その理由は、塗料の種類やシーリングの価格がそれぞれ違うからです。
シーリングとはサイディング外壁の隙間を埋める役割をするゴム材のことです。
シーリングも耐用年数が高く品質も高い塗料はそれだけ長持ちしますが、もちろん費用は割高になります。
シーリング一つでも値段は結構変わってきますので、長持ちする価格の高いものか、あまり長持ちはしないけれど比較的安価なものかなど、よく考えて決める必要があります。
 

＊ポイントその2：サイディング外壁の種類 

当社では2種類のサイディング外壁を取り扱っています。
・セメント質原料と繊維質原料、軽量体を成型硬化させた「窯業系」のサイディング外壁。
・ウレタンフォームなどの断熱材を外側の金属板と内側のアルミフィルムでサンドイッチにした「金属系」のサイディング。
 
他にも木材をそのまま加工して表面に特殊な処理を施した「木質系」や、塩化ビニル樹脂などの材料がもとになって作られている「樹脂系」のものもあります。
 
「窯業系」のメンテナンス周期は7~8年、「金属系」のメンテナンス周期は10～15年、とそれぞれ耐用年数が異なりますが、定期的に様子を見てメンテナンスをしてもらう必要があります。
 

＊ポイントその3：劣化のサイン

それでは「窯業系」サイディングや「金属系」サイディングがどんな状態であると、劣化していると判断できるのでしょう？
いくつか具体的に症状を上げていきます。
 
・色あせている
外壁の色が薄くなっていたりぼやけているように見えたりする現象。
・チョーキングの発生
壁を触ると手に粉がつく現象。これは防水性が失われているサインです。
・ひび割れ
地震などによって発生します。そのまま放置しておくと裂け目から水が入ってくることもあります。
 
ご自宅の外壁の様子はいかがですか？
少しでも劣化している様子が見られたら放置せずに専門家に相談してみましょう。
 

＊ポイントその4：塗装方法

サイディング外壁の工法の基本は、
下塗り→中塗り→上塗り
の3回塗りです。
さらに、塗装前に外壁をきれいに洗浄しておいたか、下塗りをどれだけ丁寧に行えたかによって塗装の質が決まってきます。
業者に塗装工事の見積書を作ってもらったときに、きちんとした業者であればどんな塗料を何回塗ったのか細かく記載がされています。
粗悪な業者はそのあたりを曖昧に書いてくることもあるので、塗装方法の基本を頭に入れておき、見積書をしっかり確認して優良業者かどうか見分けられるようにしておくとよいですね。
 

＊ポイントその5：塗装に使用される道具

サイディング外壁の塗装に使用される道具は主に3つです。
 
・刷毛(はけ)：細かいところや、丁寧に塗装を行いたいところに使用する道具。
・ローラー：広範囲を一気に塗装するときに使用する道具。
・スプレーガン：空気圧を使って塗料を一気に吹き付ける道具。
 
業者はこういった道具を駆使して塗装を行います。
ちなみに、こういった道具を丁寧に扱っている業者は優良な業者であると言えます。
道具の手入れをよく行っているかどうか確認することは、良い業者を選ぶ指標にもなるので、知っておいて損はないですね。
 
 

□まとめ

 
今回はサイディング外壁の塗装についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか？
塗装の費用に目がいってしまいがちですが、使われている道具や塗装方法、劣化のサインなどを頭に入れておくことも大事です。
記事に書かれていないこと以外にもサイディング外壁の塗装について知りたいことや、ご相談したいことなどございましたら、お気軽に当社までご相談ください。