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外壁塗装をする際には欠かせないシーリング

2019年05月02日
外壁塗装について調べていて、シーリングという言葉を目にしたことがあるという方は、多いのではないでしょうか。
シーリングは、外壁塗装をする際には欠かせない作業の一つです。
そこで今回は、そんなシーリングについてその効果や劣化症状などを詳しく解説します。
 
□シーリングとは?
家の外壁にサイディングボードやパネル式の外壁材を使用していた場合、必ず目地と呼ばれる継ぎ目が生じます。
その目地にシーリング材というゴム状のものを打ち隙間を埋める作業のことを、シーリングと言います。
外壁材の目地のほかにも、外壁のひび割れた箇所や窓のサッシの周り、配管の周りの隙間を埋めることも、同様にシーリングと言います。
 
□シーリングの効果とは?
上記で、外壁材の目地にシーリングをすることをご紹介しましたが、これには2つの役割があります。
 
*目地からの雨水の侵入を防ぐ
外壁に隙間が生じていた場合、そこから雨水が侵入し、家の内部を徐々に腐食して取り返しのつかないことになってしまいます。
シーリングによって目地を充填(じゅうてん)することで、雨水の侵入を防いで家をより長持ちさせることができます。
 
*ひび割れを防ぐ
家の外壁は、温度や湿度の変化により、たえず膨張・収縮を繰り返しており、その動きによって外壁に負担がかかり、ひび割れが生じてしまうことがあります。
それを防ぐ効果を発揮するのがシーリングです。
シーリング材はシリコンなどの樹脂でできているため、外壁材の間に打つことで、クッションの役割を果たして外壁にかかる負担を軽減してくれます。
 
□シーリング材の劣化症状とは?
外壁塗装をする際には欠かせないシーリング材の劣化症状を知り、適切なタイミングでメンテナンスをすることが家を長持ちさせるためには必要不可欠です。
ここでは、シーリングの劣化症状を一部ご紹介します。
 
*表面劣化
紫外線によりシーリング材に含まれている可塑剤が抜けると、弾力を失ったり色が抜けたりします。
そのまま放置していると、シーリング材がなくなっていきます。
可塑剤とは、ゴム・プラスチック製品に柔軟性を与えるために転化する液状のもののことです。
 
*界面剥離
新築時のプライマー塗布不足などにより、シーリング材が剥離してしまいます。
中まで剥離していると外壁材が水を吸収してしまうため早急な補修が必要です。
プライマーとは、接着性を向上させるために塗布する液状のものです。
 
□まとめ
以上、外壁塗装をする際には欠かせないシーリングについて解説しました。
シーリングを適切に行うこと、定期的にメンテナンスすることは、家を長持ちさせるために必要不可欠です。
何か不安なところがある場合は、信頼できる業者に相談してみてはいかがでしょうか。