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外壁や屋根から雨漏りが!その原因と対処法を山形の業者がご紹介

2019年05月10日
自宅が雨漏りしている場合には、早急に対処をしなければならないのですが、
「そもそ、雨漏りの原因は何なのか?」
このことについて、いまひとつ理解できていないという方は多いのではないでしょうか。
 
雨漏りというと屋根からのイメージが強いかと思いますが、実は外壁からも雨漏りは発生する場合があります。
そこで今回は、屋根・外壁からの雨漏りの原因についてご紹介します。
 
□屋根からの雨漏りの原因とは?
まずは、屋根から雨漏りしている場合の原因として考えられるもののうち、代表的な2つをご紹介します。
 
*「塗装の際に縁切りを怠った」
スレート瓦の屋根を塗装すると、瓦の重なった部分に塗料が入り込み、その状態のまま乾燥させると、瓦同士の隙間を塞いでしまいます。
そこで必要となる作業が、その隙間を塞いでいる塗膜に切れ目を入れる「縁切り」という作業です。
この縁切りを怠った場合、屋根内部に入り込んだ雨水が瓦の隙間を抜けられず、雨漏りが生じてしまいます。
 
*「屋根本体の経年劣化」
当然のことですが、屋根材には寿命があります。
その寿命が近づくと、屋根には様々な劣化症状が生じ、雨漏りに繋がってしまう場合があります。
スレート瓦の場合、経年劣化によって水を吸収し湿潤状態になり、最終的に水を通すようになります。
また、金属屋根の場合は雨や雪の影響でサビが生じて穴があき始め、そこから雨漏りします。
 
□外壁からの雨漏りの原因とは?
次に、外壁からの雨漏りの原因として考えられるものを2つご紹介します。
 
*シーリングの劣化
外壁の目地に充填されているシーリングが劣化すると、痩せたりひび割れたりして隙間が生じてしまい、そこから雨水が侵入してしまいます。
また、窓などのサッシの周りなどにもシーリングは用いられており、その部分についても同様に劣化に伴って雨漏りが生じてしまいます。
 
*外壁材自体の経年劣化
外壁材自体も、紫外線や雨風の影響で経年劣化してしまいます。
モルタルの外壁に発生しやすいひび割れ(クラック)やサイディングの反りや割れは、雨漏りの原因となります。
 
□雨漏りを発見した場合の対処法
屋根や外壁から雨漏りがしており、その細かい箇所までが特定できた場合は、応急処置としてビニールシートや防水シートを該当箇所に貼ることで、一時的に雨水の侵入を防ぐことができます。
しかしそれはあくまで応急処置であり、根本的な解決にはなりません。
 
雨漏りを発見した場合には、業者に依頼して原因を突き止めてもらい、補修をしてもらうことが必要です。
その際、またすぐに雨漏りが生じてしまわないよう、信頼できる業者を見極めることが欠かせません。
 
□まとめ
以上、屋根・外壁からの雨漏りについて、その原因をご紹介しました。
雨漏りをそのまま放置していると、様々な問題を引き起こしかねません。
今住んでいる家を長持ちさせるためには、雨漏りを発見したらすぐに補修してもらうことはもちろんですが、加えて、信頼できる業者に日頃から点検をしてもらうことが重要です。