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耐久性が高い塗料とは?長持ちさせるポイントを山形の外壁塗装業者が解説!

2019年04月23日
家の構造体を守るためにも、外壁塗装は重要な役割を果たしています。
塗料には様々な種類があり、耐久性も一つ一つ違ってきます。
やはり耐久性に優れるものはコストも高い傾向にあるようです。
しかし、この部分で選択を間違えると家の傷みとなって現れてしまいます。
そこで今回は、塗料の耐久性とその耐久性を長持ちさせるポイントについてお話しします。
 
□耐久性とは
塗料の耐久性とは、その塗料がどのくらいの耐久年数を持っているかを各メーカーが計ったもので、種類によって大きく異なります。
そもそも耐久性は、製造メーカーが「促進耐候性試験機」と呼ばれる試験機で人工的な環境を作り出し、劣化するまでの年数を検証して数値化したものです。
しかし、実際の環境は地域によって異なり、当然ながら誤差が生まれるので、耐久年数の数字はあくまでも目安として考えましょう。
 
□耐久年数と価格について
塗料の耐久年数と購入価格についてです。
価格は安いですが塗り替え期間が4~10年程度なのがアクリル系やウレタン系です。
8~15年ほどの周期で塗り替える必要があるのがシリコン系やラジカル系、それに光触媒です。
価格は高いですが12~20年という長期間塗り替えずに済むのはピュアアクリルやフッ素系、遮熱系・無機系です。
現在では耐久年数の短いアクリル系の塗料は殆ど外壁塗装には使われずに、シリコン系が主流となっています。
どうしても価格を抑えたいけれど耐久年数もそれなりに必要だという場合には、シリコン系かラジカル系を選ぶことをおすすめします。
どちらも耐久年数は8~15年とほかに比べても見劣りはしませんし、コストも機能性の高いものと比べるとお手頃といえます。
 
□長持ちさせるポイントについて
まず自分の家がどのような環境下にあるかを知ることが重要です。
その地域に雨が多かったり湿気が溜まりやすかったりすると、家の周囲に物置などを置かないようにして風通しを良くするだけでも耐久性は変わります。
 
そしてもうひとつ大切なのは、最低でも3回塗りをする業者に依頼することです。
外壁塗装は周期的に行なわなければならないので、コストパフォーマンスに優れたものか、または耐久年数に優れたものを選ぶようにしてください。
そして長持ちさせる重要なポイントとなるのが塗り方で、丁寧に3回以上4~5回塗り重ねてくれる業者に依頼しましょう。
しっかりとした工事をしてもらうことで強い塗膜が作られ、それだけ外壁が長持ちすることになる、という訳です。
ただし塗装回数が増えるということはコストも高くなります。
 
以上、塗料ごとの耐久性とその耐久性を長持ちさせるポイントについてお話ししました。
今回の記事が参考になれれば幸いです。