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外壁塗装をしただけではダメ?適切なメンテナンスを山形の塗装業者が教えます!

2019年04月20日
外壁塗装は、家の外観を美しくするだけでなく風雨などから家を守ってくれます。
しかし、外壁塗装をしたからといってそれで安心してはいけません。
そこで今回は、適切な外壁塗装のメンテナンスの方法についてお話しします。
 
□外壁塗装について
建物を建ててから数年が経過すると、メンテナンスが必要になるのでは、と考える人もいます。
しかし、とくに傷んでいたり気になる点がないと先延ばしにされがちです。
そもそも外壁には塗装が必要です。
山形では雨だけでなく雪も降ることがあるため、雨と雪による水分で内部が腐食されるのを防いでくれます。
さらに夏と冬の温度差から建物を守り、紫外線や二酸化炭素などを防いで建物の寿命を延ばします。
 
□塗料の耐久性とメンテナンスの必要性について
外壁塗装に使用する塗料は効果が保てる期間があります。
そのため、定期的にメンテナンスを行わないと効果が発揮できなくなります。
効果が持続する期間は、塗料の種類や環境によって異なります。
外壁の種類による時期の目安は窯業系で10年、金属系で15年です。
定期的なメンテナンスを行わないと、外観が悪くなり外壁のひびから雨水などが入り腐食することもあります。
さらに建物の強度が下がって、台風や地震にも耐えられなくなります。
そうすると建物を修理するのに多くの費用がかかります。
外壁に現れる徴候の目安としては、ひびめくれが発生したときや雨漏りがある、汚れやシミが目立つときです。
 
□メンテナンスの方法について
方法は窯業系の外壁なら、1色に塗ると費用が安く抑えられます。
しかし、デザイン性がなくなってしまうため軽度の劣化ならクリヤコートで元に戻します。
劣化が激しい場合は、塗る色の種類を少なくして費用を安くします。
軽くて防火性に優れている材質ですが、年数が経つにつれ、濡れると伸びたり反ったりするというくせがあります。
サイディングの間に隙間ができたり、シーリング材の表面にひび割れが出てきたらメンテナンスの時期です。
 
金属系の外壁は、開口部まわりのシーリングと再塗装をします。
住宅に使われているものはウレタンフォームなど、断熱材を外側の金属板と内側のアルミフィルムで挟んだものがほとんどです。
素地表というわれる銀色以外のものは全て焼き付き塗装されています。
これは再塗装が必要で、中身が鉄のため錆びてしまうからです。
基本的に色あせや汚れが気になってきたら塗り替えの時期です。
 
モルタル外壁は、ひび割れや剥がれた部分を補修して再塗装します。
表面の吹き付け材がチョーキングしたりひび割れ、カビ、藻などの汚れが目立ってきたら早めに塗り替えましょう。
とくにひび割れやサッシとモルタルの間に隙間があると雨水が侵入してきます。
 
以上、外壁塗装の適切なメンテナンスについてお話ししました。
今回の記事を参考に、ぜひお家の外壁塗装を見直してみてくださいね。