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山形の塗装業者が解説!防水工事の工法の種類とは?

2019年04月11日
防水工事を検討されている方はいらっしゃいませんか?
住宅の防水性というのは、非常に重要な機能です。
防水性が低下すると、住宅の内部へ浸水し、内部に被害を与えるだけでなく、住宅機能を著しく低下させてしまう可能性を持っているのです。
そのため、雨漏りなどが起こった際には防水工事を行い、外壁を補強していく必要があります。
 
今回は、その防水工事の工法の種類について紹介したいと思います。
 
□防水工事の工法の種類
防水工事の工法には、それぞれ種類があり、特徴が異なります。
今回は、防水工事の工法の中でも主な、塗膜防水・シート防水・アスファルト防水の3種類についてご紹介します。
 
*塗膜防水
これは、液体である塗料を下地の上に塗り、塗膜を作ることで防水性を高める工法です。
塗膜防水の場合、施工箇所の形が複雑でも、簡単かつ確実に施工できるのが特徴で、工期も短期間に抑えることができます。
費用も安価であり、下地の形状にも馴染みやすいといったメリットがあります。
一方で、完全に均一ではないという特徴があり、亀裂に弱いといったデメリットもあるのです。
 
*シート防水
これは、防水のシート状のものを下地の上に接着剤と粘着テープを使って貼り付けていく工法です。
メリットとしては、伸縮性が高く、コスト面でも安価であり、手軽に短期間で施工することができます。
一方で、デメリットは下地が平らでなくてはならないということ。
また、シート状であるため、層が薄く、劣化しやすいという特徴があるのです。
 
*アスファルト防水
これは、下地にシート状のものを貼りつけ、その上に液状のアスファルトを塗り、厚みのある防水層を作っていく工法です。
二層以上の積層構造になっているため、水密性や耐久性が高いという特徴を持っています。
防水性能が非常に高く、信頼性が高いというのが大きなメリットでしょう。
一方でデメリットとしては、工事中に臭いが気になってしまうケースがあります。
最新の工法では、臭いも改善されてきていますが、それでも他の工法に比べると臭いの問題が生じてしまいます。
また、積層構造になる分、工期も長引いてしまうという特徴があるのです。
 
以上が、防水工事の工法の主な種類です。
どの工法もそれぞれメリット・デメリットがあり、施工箇所の形状や環境などによってどの工法が最適かは異なります。
これから防水工事を検討されている方はぜひ、最適な工法での防水工事を施工するようにしてください。