人口約8000人の最上町は、山形県の東北部に位置していることもあり、秋田県や宮城県に隣接しています。主な産業は農林業ですが、観光にも力を入れている町です。また、明治から昭和にかけて、鉱山を中心に繁栄した歴史があります。

 

農業が盛んな最上町で栽培されている有名な野菜が、グリーンアスパラガスです。比較的冷涼な気候の特性を活かし、栽培方法にこだわって作っている最上町のグリーンアスパラガスは色が鮮やかで、見た目にも美味しそうです。太くて食感を楽しめますし、甘いので、様々な料理に活かすこともできます。アスパラガスの他に有名なのが、最上赤にんにくです。古くからこの地域に栽培されてきた歴史があり、普通のにんにくに比べて、粒が大きいという特徴があります。

 

最上町は観光に力を入れており、町内にある温泉やスキー場を活かした交流人口の拡大を進めている町です。観光資源が豊富にあるので、夏は町内の自然を活かした登山やキャンプ、冬はスキーやスノーボード、通年で温泉を楽しむことができます。町内にある道の駅などでは地元の食材を活かした特産品や地酒などが販売されているため、観光しながら地元の美味しい食材にも触れることができるでしょう。