山形県の北部に位置する真室川町は人口約7,000人の町で、秋田県と隣接しています。真室川町の多くを森林が占めているということもあり、昔から林業が主要産業として栄えてきた歴史があります。交通網としては、JR東日本奥羽本線の真室川駅などがあり、自動車専用道路になっている主寝坂道路が整備されています。

 

真室川町の特産品は、たらの芽やうるいの山菜です。林業と並行して基幹産業になっている農業が盛んということもあり、真室川町ではたらの芽の水耕栽培をする農家が多いです。昔から、夏に米を作り、冬の期間の仕事としてたらの芽を栽培してきた経緯もあり、今でも真室川町ではたらの芽を中心とした山菜や米作りが盛んです。産業のひとつとして林業が今でも定着していることもあり、「真室川町漆器」有名です。

 

真室川町の観光名所でおすすめなのが「真室川町立歴史民俗資料館」です。ここには、真室川町の版画家である中川木鈴の作品が展示されています。

 

自然のダイナミックな景観を楽しむことができる「不動明王の滝」も、おすすめの観光名所です。一枚岩を真っ白いしぶきを上げながら滑り落ちる滝の姿が圧巻です。5メートルの落差があり、夏の季節は滝を見ているだけで涼むことができます。