山形県の中央東部にある東根市は人口約4万8千人、果樹の栽培が盛んなことで知られ、サクランボの生産量全国1位で有名な都市です。最高級品種として知られている佐藤錦は東根市が発祥の地で、有名になりました。サクランボ以外にも、リンゴ・桃・ぶどうなどの栽培が盛んに行われています。

 

東根市は山形県内で最も人口が増加した市ですが、これは独自の先進的な子育て支援への取り組みが功を奏しています。多くのカップルが東根市で結婚をしていることもあり、山形県内トップクラスの出生率で、人口が毎年増加しています。東根市には、山形新幹線が停車する「さくらんぼ東根駅」があります。東北中央自動車道の東根ICもあるので、車だと1時間で仙台まで行くことができます。

 

果樹栽培が有名な東根市は交通アクセスが良いこともあり、多くの人が観光スポットに訪れています。有名なのが、ひがしね温泉です。この温泉は別名「あたたまりの湯」とも言われていて、保温効果が高いと言われています。この他の観光スポットとして人気があるのが、JAが運営している「よってけポポラ」です。ここでは様々な季節の果物が買えますし、地元の果物などをふんだんに使って作られたオリジナルのジェラートも有名です。