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山形で外壁塗装をする方へ|無足場工法のメリットとデメリットとは?

2019年09月18日
「少しでも安く外壁塗装をしたいけど方法がわからない」
「無足場工法という言葉を聞いたことがあるけど詳しく知らない」
外壁塗装をお考えの方にはこのように感じている方も多いのではないでしょうか。
外壁塗装にはとてもお金がかかります。
そのため、できる限り安く済ませたいですよね。
そこで、今回は外壁塗装における無足場工法についてご紹介します。
 
 

□無足場工法とは

 
外壁塗装を業者に依頼すると、別途で足場代がかかります。
この足場代は意外と高額です。
一般的に外壁塗装の際の足場代は、1平方メートルあたり500円から700円ほどです。
例えば、30坪の2階建て住宅の場合、足場代だけで15万円程度かかります。
一方、無足場工法では足場を使いません。
その代わりにゴンドラやロープを使用します。
 
 

□無足場工法のメリット

 

*足場代がかからない分だけ安く済む

 
無足場工法では、足場の組み立てや解体の費用が不要です。
それによって、漏水などの局所的な工事も低価格で行えます。
 

*足場の組めない場所でも作業できる

 
建物どうしの隙間など、狭くて足場が作れないところが存在します。
無足場工法ならそうしたスペースでの作業も可能です。
 

*工事の期間が短くなる

 
無足場工法は足場の設置や撤去が不要です。
そのため、それだけ工事の期間を短縮できます。
さらに、自分の都合に合わせて作業を中断・再開できます。
 
 

□無足場工法のデメリット

 

*建物の形状によっては設置できない

 
無足場工法は設置箇所に規制があります。
そのため、建物の形状によっては設置ができない可能性があります。
例えば、三角屋根などには設置できません。
設置できるのは、屋上が平坦なものに限ります。
 

*作業員以外の塗装面の確認が困難

 
ゴンドラの場合は同乗して塗装面を確認できます。
しかし、ロープの場合は下からしか確認できません。
ただし、写真で見せてもらえます。
 

*品質が低下する恐れがある

 
外壁塗装作業は乾燥する前に塗料を繋げて塗る必要があります。
しかし、無足場工法は作業効率が落ちます。
結果として、乾燥前に塗料を繋げて塗れないことがあります。
そうなると、乾きムラができてしまいます。
 
 

□まとめ

 
今回は外壁塗装における無足場工法についてご説明しました。
もちろん、無足場工法は完璧な方法ではありません。
いくつかのデメリットがあります。
しかし、コストや時間を大きく削れます。
そして、このメリットは状況によって非常に役立ちます。
例えば、山形などの降水量の多い地域では大きな問題として雨漏りがあります。
上記の通り、無足場工法では、局所的に雨漏りが生じた場合でも足場を組まずにすぐ作業できます。
さらに、価格も抑えられます。
このように、状況によって無足場工法はすごく心強いです。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひこの記事を参考に無足場工法を検討してみてください。