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山形の塗装職人が答えます!雪の日の外壁塗装は可能なのか?

2019年08月18日
山形の県庁所在地である山形市は、実は世界でトップ10に入るほど降雪量が多い都市です。
そんな雪が多く降る山形ですが、冬になると、
「雪の日でも外壁塗装の工事は可能なのですか?」
「雪でも塗料を長持ちさせることはできるのですか?」
というお問い合わせをいただくことがあります。
普段はあまり考えていなかったとしても、雪がたくさん降った日にふと疑問に思うことはあるかと思います。
 
そこで今回は、この2つの疑問について答えつつ、詳しく解説していきたいと思います。
 
 

□雪の日でも外壁塗装の工事は可能なのか?

 
基本的には塗装工事を行う場所が気温5℃以下、湿度が85%以上の場合は、塗装工事は避ける必要があります。
しかし不可能、というわけではありません。
雪の日でも工事を行う時はあります。
 

*雪の日の工事について

戸建てにお住まいのお客様から、雪の降る冬に塗り替えを頼まれることは少ないです。
しかし新築などの場合、季節に関係なく塗装を行う必要がございますので、雪の日でも工事を行う場合はあります。
 

*降雪による外壁塗装への影響

「雪の日に工事をしても塗料に悪影響はないのでしょうか?」
と思う方がたくさんいらっしゃるかと思います。
ご想像の通り、雪の日や雨の日に塗装工事を行うと、塗料の本来の性能が発揮されないことがあります。
外壁塗装には乾燥が非常に重要です。
そのため、天候が優れない場合は工事の延期をさせていただく場合もございます。
お客様の大切な住宅の外壁をより良く仕上げるためにも、外壁塗装に適した環境で工事を行う必要がございますので、ご理解いただけますと幸いです。
 
 

□雪でも塗料を長持ちさせることはできるのか?

 
雪の日に工事を行うことになった時には、塗料を長持ちさせるため外壁工事に最適な状況を作る必要があります。
塗料ができる条件を満たすように主に2つの工夫を行っております。
 

*屋根まで養生シートを張る

普段天候が良ければ、足場を組み立てた後建物を一周するように養生のシートを張って終了です。
しかしこれだと雪の日は天井から雪が入ってきてしまいますので、しっかりとシートで屋根を作って雪除けをします。
 

*温度調整

記事の冒頭でも書きましたが、塗料を塗るための条件は気温5℃以下、湿度85%の環境ですので、これを満たすように養生シートで囲われた中の環境を整えていきます。
ジェットヒーターを設置するのですが、これは塗料環境を整えるため、また作業員が体を動かしやすい温度を保つためのものです。
 

□まとめ

 
雪の日の外壁塗装工事について紹介してまいりましたが、ご参考になりましたでしょうか?
雪の日の塗装工事は避けるべきではあるものの、雪国の塗装職人は工夫をしながら常に最高の仕事ができるよう心がけています。
雪の日の塗装工事に限らず何か外壁塗装でお困りのことがございましたら、
お気軽に当社までお問い合わせくださいませ。