幸せ☆リフォーム通信 - 社長のブログ -
ただの塗装屋ではありません
外装リフォーム施工中の寒河江市О様邸。
塗装だけでなく、部分的にサイディングをはります。
塗り替えだけで仕上げるより、
デザイン性がグッと高まります^^
しかし簡単にはれるかというと、そうもいかないのです・・・
通気のための胴縁プラスサイディングの厚み分、
外壁がふけてきます。
アルミの手摺を交換すると、結構な出費になりますが
このように、アルミ手摺を一旦外して、
板金加工した水切りを取り付け、
天端に防水テープを貼った後、手摺を復旧。
お客様にとって、最小の出費で漏水の心配もなく、
見た目も〇!
バルコニーが大きいので、これで数十万の節約になります。
お客様の大事なリフォーム予算を有効に活用するために、
知恵を絞るのも、我々の仕事!
建築の知識と、雨仕舞の勉強は必須です。
また塗り替え部分では、
モルタル壁の防水性向上のため
目地底と開口周りのシーリング工事。
モルタル壁は、ゆがみや収縮による割れを目地で吸収するようにしているため
殆どの目地底が割れています。
新築時には中にはってある、防水のためのフェルトが利いていますが、
塗り替えの時期には、機能が相当落ちているので表面での防水が必要になります。
塗装の仕上げはもちろん、通気性と防水性を両立したタイプです。
開口廻りはもっとキケンです。
今でこそ取り合い部分に防水テープを貼ってますが、
10年以上前は期待・・ゼロ。
当時サイディングの場合だと、ちょくちょく貼ってあるのを見ましたが、
モルタルで貼ってあるのは、見たことがありません。
その点、大手ハウスメーカーさんは、さすが早かったです。
木造の構造体の敵は、漏水と湿気です。
ここをしっかりとリフォームによってメンテナンスしていけば、
日本の住宅寿命は、まだまだ延びると思います。
その役目、しっかりお引き受けいたします。