幸せ☆リフォーム通信 - 社長のブログ -
屋根塗り日和
2009年04月03日
ご覧のように無事仕上がりました(^O^)
こちら様の屋根は非常に勾配が強く、屋根足場を組んでの作業になりました。
足場屋さんの働きが重要になり、私達の作業性、仕上がりの善し悪しに、大きく影響します。
万が一に備えて安全であることはもちろん、ジャッキとよばれる支えが、全て上がるようになっていないと塗れない部分が出てしまいます。
ジャッキを紐で吊っているのが見えますでしょうか?
最後にこうやってジャッキの下を塗りながら下りてきます。
ご覧のとうり、足場が必要なので、簡単に何回も塗れる屋根ではないので、なるべく長持ちさせなくてはならないので、私達がフル仕様と呼んでいる仕様で施工しました。
全面にプライマー(2液エポキシ錆び止め)を塗り、2液のシリコン塗料を2回塗っています。
メリットとしては付着性が上がり、耐光性、耐久性が高くなります。
塗膜が強靭なので、雪や氷が滑り落ちた時の摩擦に対しても強いです。
デメリットとしては、施工費が高くなることです。
しかし急勾配の屋根には、絶対おすすめします。
因みに2液とは、主剤と硬化剤を規定の比率で混ぜて使うものです。
1液でもほぼ遜色のない塗料もありますが、性能を引き出すためには、希釈し過ぎないことが重要です。
なおかつ、刷毛とローラーによる手塗りがベストです。
すぐに色が飛んできたり、雪が滑り落ちたら、傷がついたり剥けてきたりする原因は過希釈が1番多いです。
屋根塗りは簡単なようですが、結構奥が深いんです。
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